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心地よい緊張感をもたらしてくれるスーツスタイル。でも、重厚なボックス・シェイプや分厚いパッド入りの肩は、日本の夏には限りなく不向き。 軽快な印象でなおかつエレガントなスーツを探しもとめたら、答えはナポリにありました。 ポンペイの遺跡やカプリ島で知られるイタリア南部の港町ナポリは、パリやミラノとはひと味違ったお洒落の発信地。地中海性の暑い気候のため、ナポリ紳士のスーツスタイルは軽く、薄い「芯なし」となっています。 日本の風土に合い、しかも美しいスーツはまさにコレだったのです。 裏地、毛芯のない軽量さは、まるで上質のカーディガンをはおるかのよう。いわゆる背広(=サビル・ロー)として馴染んでいる、ブリティッシュ・スタイルとは全く異なる着心地。異次元の軽やかさで、この上なく快適なスーツスタイルを楽しむことを可能にしてくれます。 しかしながら、軽く身体にフィットしたスーツを仕立てる事は至難の技です。今回ご提案する「芯なしスーツ」は、社団法人全日本紳士服開発協会理事長を歴任した弊社社長のこだわりから、特別に洗練された技術者のみを厳選し、お仕立てを致します。 今回は更に、ボタンホールに至るまで、全て手仕事で縫い上げるフルハンドラインを設定。 第7回技能グランプリ第一位・労働大臣賞受賞中田雅頼(現同グランプリ審査員)本人が、採寸・補正からお仕立てまでをパーソナルに担当させて頂き、一着づつ仕上げてまいります。 正に着心地の芸術品として、自信を持ってお勧め致します。 ▼写真のスーツは、イタリアE.ゼニア社製トロピカル(サマーウール100%)を使用。
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